今回はオブジェクトを回転させたい!です。
例えば…文字を回転させるには角度を入力すれば良いのですが、上手く角度が合わない、なんて時や、オブジェクトをこの線に沿ってピッタリ合わせたい!なんて時に使ってます。角度を入力しての回転もできますので、それ以外にも重宝しています。
Mirror( 鏡像 )と似た機能ですが、反転するMirrorとは違う動きをしますので、詳しく説明していきますね。
回転させる (rotate) AutoCADの「ROTATE(回転)」コマンドは、図形を指定した角度や任意の角度で回転させる基本操作です。
家具の向きの変更や部品配置で頻繁に使います。
コマンドの起動方法
簡単に呼び出せます。
キーボード: 【 RO 】と入力 → Enter
リボン:ホームタブ → 修正パネル → 「回転」アイコンをクリック
起動すると「オブジェクトを選択」と画面左下に表示されます。
基本的な使い方(3ステップ)
1. 回転したい図形を選択 線・四角・円などをクリック(複数可)。青くハイライトされたら Enter で確定。
2. 回転の基点を指定 回転の中心点(軸)をクリック。図形の角や中心を選びます。F3でスナップONにすると端点に正確に合わせられます。
3. 回転角度を指定 マウスをドラッグして目分量回転 → クリック 数値入力:90(左回り90度)、-45(右回り45度)→ Enter 例:四角を基点角から90度回転すると、正方形が時計回り/反時計回りに向きが変わります。
角度参照(R)の便利な使い方
角度がわからないときや「他の線に合わせたい」場合:
1. 基点指定後、右クリック → 「参照(R)」選択(またはR入力)
2. 現在の角度の「始点→終点」を2点クリック(例:四角の左右端)
3. 新しい角度を指定:0(水平)、90(垂直)など入力 → Enter これで傾いた図形を水平にしたり、壁線に合わせたりできます。
コピー付き回転 コピー(C)オプションで元を残せます。
基点指定後、C入力 → Enter → 角度指定 元+回転コピーの2つができます。
よくある困りごとと対処
回転しない:図形選択をEnterで確定忘れ → やり直し
変な方向:基点を端点スナップ(F3)で指定、F8直交ON
角度不明:必ず「参照(R)」使用、基準線を2点クリック
複数図形がずれる:すべて選択してから一括実行
やり直し:Escでキャンセル、Ctrl+Zで元に戻す グリッド(F7)や極軸(F8)で視覚的に確認。
練習メニュー
1. 四角描く → 【 RO 】 → 角基点 → 【 90 】 → Enter(四回転)
2. 傾いた四角 → 【 R 】 → 左右端クリック → 【 0 】(水平に)
3. 家具図形 → 壁線に角度参照で合わせる
4. 【 C 】でコピー回転 → 左右対称配置
実務での活用
家具・設備:部屋の向きに回転
配置 記号・矢印:寸法線に垂直に合わせる
部品:既存配管に角度合わせ
階段・手すり:傾斜角度で回転
回転が使えるようになると図面レイアウトが上手くいくようになります!基点選びを意識するとうまくいきますよ。ぜひ試してみてくださいね。


