今回は構築線を引く。です。私は補助線として使うことが多いです。この線を起点としてトリムしたいとか、この線を起点として揃えたいとか、とても出番の多い線だと思います。
「 XLINE 」は、最初の点を指定すると、その点を通る直線が両方向に無限に伸びる線です。主に図面の基準線や区画、建築図面の通り芯などの作成に使われます.
構築線の基本操作
1. コマンドラインに「 XLINE 」と入力し、Enterキーを押します。あるいは、作成パネル内の「構築線」アイコンからコマンドを起動します.
2. 画面上で始点(通過点)をクリックします。これで指定した位置から両方向に無限に伸びる構築線が描画されます。
3. コマンドラインにはオプション(水平・垂直・角度・2等分・オフセット)
が表示されるので、用途に応じて選択できます。
水平(H):指定点を通る水平の構築線
垂直(V):指定点を通る垂直の構築線
角度(A):任意の角度を指定した構築線
2等分(B):2点間の中点を通る構築線
オフセット(O):既存構築線からの距離を指定して新たな構築線.
例えば、角度指定したい場合は「A」と入力し希望する角度(例:45度)を打ち込んでから、基準となる点をクリックします。これで指定した角度で無限線が描けます.
構築線の活用例
区画の作成:構築線を格子状に並べることで図面内の区画を簡単に定めることができ、作業効率が上がります.
通り芯:建築図面で柱など位置関係を明示するための基準線として、構築線がよく利用されます.
2等分:2点間を中点で分けたい時に2等分オプションが便利です.
注意事項 構築線は無限に伸びているため通常の線分と異なり長さがありません。画面をズームアウトしても端が見えません。また、不要な部分は通常の線コマンドや「TRIM」コマンドで切って調整できます.
まとめ
構築線(XLINE)は図面作成時の基準線や区画作成に非常に便利なコマンドです。コマンドオプションを活用することで水平・垂直・任意角・2等分・オフセットと柔軟な操作ができます。初心者でも直感的に使えるので、CAD作図の時短や精度向上に役立ちます。


