AutoCADで図面を描いていると、通常は「 CIRCLE 」[円を描く]コマンドを使って円を作成します。
しかし、線の太さを自由に調整したい場合や、「 ワイプアウト(Wipeout)」[図形の塗り潰し、マスク機能]を使用したい場合「ポリライン(Polyline)」を使って円または円形に見える線を描く方法を使います。ここでは、その具体的な手順をわかりやすく紹介します。
まず、ポリラインコマンドを起動します。コマンドラインに「 PLINE 」または短縮形の「PL」と入力し、Enterキーを押します。
次に、画面上で任意の位置をクリックして始点を指定します。
ここから通常の直線を描く代わりに、円の一部である「円弧(Arc)」を作成するため、コマンドラインのオプションから「A」を入力し、Enterを押します。この状態で、マウス操作または角度・長さの数値を指定することで円弧を描けます。
完全な円を作成したい場合は、円弧の終点を始点に戻して閉じるようにします。エンターキーを押した後、「閉じる(C)」のオプションを入力すれば円形のポリラインが完成します。
この方法で作成した円は、通常の円とは異なり太さ(線幅)を設定できます。
また、より滑らかで正確な形にしたい場合は、「 RECTANG 」コマンドで正方形を作成し、「 FILLET 」コマンドを使って四隅を丸める方法も有効です。
例えば、100×100の正方形を描いてフィレット半径を50と指定すると、四隅が丸まり、実質的に円形のポリラインが出来上がります。見た目は完全な円ですが、構造的には4つの円弧がつながったポリラインなので、線幅を調節したり、部分的に形を変えたりすることが容易です。
ワイプアウトを作成するときはポリゴンを使用して、
先に円を書いておき
コマンド(POLYGON)でenter
エッジの数を入力 36 くらいがおすすめです。
円の中心を指定して、
外接を選択後円に接するまで伸ばしてenterで作成できます。
ポリラインを使った円は、装飾ライン、注記マーク、ロゴ形状など、幅を持たせたい場面で特に役立ちます。通常の円ではできない表現を可能にするため、デザインの幅を広げたい方にはぜひおすすめの方法です。


